アコースティックギター製作家 杉田健司とそのスタッフによるギター製作やリペア作業の様子を紹介

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完成していたのだ

新作 Carrera O-14 !カレラ・O が完成しました。
完成したと言っても一個体が出来ただけで、製品としてひとつのモデルとして完成したわけではありません。音についてもデザイン面でももっと煮詰めていかなければ!カレラシリーズだからって単にサイズダウンすれば良いわけじゃないもんなあ。

カレラ・SJで、カレラ・SJ も完成しています。最初にこのカレラ・SJ を作ってから二年以上経つけど今でも気になる所もあり、また少しずつ進化(変化?)しています。そのなかで今回のSJを作り始めた頃から内部のブレーシングの仕方、剛性について大きく見直していました。多分他人が見たら「何がそんなに大きく変わったの?」と思われるかもしれませんが自分自身では相当変わったのです。ここ数年疑問に思っていた事が少し解りかけてきたようです。

そして Carrera OOO

お待たせしておりますオーダーいただいているカレラ・トリプルオーです。
最も厳選されたアディロンダックスプルースにハカランダ、ワンピースのホンジュラスマホガニーネックというよだれが出そうな仕様なので、作業中ギターによだれを垂らさないように注意しなければなりません。
指板のポジションマークを視認性の良いものでとのオーダーで色々考えて作っているところなのですが、これで良かったのかまだ悩んでいるところです。

Carrera O もうすぐです

Carrera 0 プロトタイプ。PG デカイかなあ?カレラOプロトタイプはブリッジが付いてもうすぐ仮組みにはいります。
ヘッドを小さくし、糸巻きはミニタイプの物にしたのですが、糸巻きの配置とかもう少し検討が必要だなあ。
ところでこれは14フレット仕様です。ゆくゆくは12フレットも作ろうと思っているのですが、先ずは14フレットです。理由はこんなギター。自分が欲しかっただけ。

今日もスキー

今日は午後から子供とスキーでした。午前中は子供達、宿題が出来ていなかったため外出禁止&お説教。自分が子供の頃、全く勉強もせずスキーに明け暮れて居たくせに「我ながらよく言うわ」と心の中で・・・・・

夜は Carrera SJ のフレットのやり直しをしました。しかしここまできて引き返すのはいややなあ。山登りでも引き返す勇気っていうけど8合目で引き返すより5合目ぐらいで引き返したいなあ。だって疲れるだけだもん。今回のフレットやり直しは頂上まで50メートルってところかなあ?

これじゃ解らんで、↑こんなかんじで反っています。ってこれじゃよくわかりませんね。

ハメ撮り状態↑これならわかりますね。
さてどうするのかというと、指板を削るのではなくフレットを入れ替えるのです。僕が使っているフレットは通常指板上に見えている部分は普通なのですがタングと呼ばれる指板の溝に打ち込まれている部分にちょっとした工夫がなされています。0.47mmから0.68mmまで0.03mm刻みにタングの厚みの異なるフレットを備えているのです。元々はマーチンがこのようなフレットを販売していたのでそれを使っていたのですが今では出してくれなくなったので特注でつくりました。これを使うとどうなるかというと、ある一定の溝に対して厚みの異なる物が入るので溝の内壁を押す力加減が変わってくるのです。

入れ替えてみました。

これでは弾けん色が付いていますがこれは何ミリのフレットが入っているか見分けがつくようにしているのです。ちなみに黄色が0.56mmで緑色が0.59mmです。しかしこれではまだ反りがきついようで…。

太いの挿入写真が解りにくくなってしまいましたが、0.62mmから0.68mmを使って入れ直しました。

やれやれこれでうまくいきました。
仕上げはあしたやろうっと。

文章を書くのが苦手な僕は作業時間よりも書き込みに要した時間の方が長かった。
寝っ!

今日は風邪です。

今日は全然進まんかったCarrera SJ がほとんど仕上げまでいったところですが、ネックの反りがおおきすぎるようです。うちのベータチタン製のトラスロッドは効きも強力で締めれば直る範囲ですが、新品からそれじゃ余裕がないのでフレットを入れ替えて直さなければ。あー。ここまでフレット磨く前に入れ替えの判断しとくんだったー。今現在はタング幅0.5mmのフレットが入ってますが多分0.56mmの物に替えればうまくいくと思います。
何のことやらよく解らんかもしれませんね。

業務連絡 うちの指板には大抵は0.53mmが合う感じやで。