アコースティックギター製作家 杉田健司とそのスタッフによるギター製作やリペア作業の様子を紹介

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Dolphin I


久しぶりに Dolphin I を作っている。まあ、投稿自体かなり長い間していなかったが、休業している訳ではなくずっとバックオーダー分を作っている。
そんなところに一作目の Dolphin I がリペアで工房に来ている。糸巻きが壊れたとのことだが、この当時の糸巻きは現在入手できないためSUGITA KENJI オリジナルペグに交換することになった。
今作っているものと一作目を見比べると同じモデルだが色々違う。どちらのギターも良いとは思うが、ずいぶん違う。 ま、「確かこんな感じだったよなあ~」って言いながら作っているから、「こんなんじゃなかった!!」って怒られちゃうかな?でも10年以上前のモデルをそのまま作るなんてできない。なぜなら僕は今も製作を続け、進化し続けている(・・と思う)から。センスもテクニックも変わっていく中でいま納得できるものを作ろうと思う。それがオーダーしていただく方の期待するところじゃないかな。

オールコア

山小屋の仕事が終わって下山翌日から作業にかかった Carrera 00 のオールコアウッド。
ステップ1
今は塗装中ですが、バックの飾りからバインディングの手順がますますややこしくなってきてしまって・・・。順番を間違えると出来なくなってしまうので、以下は世界に発信する自分のメモ。 続きを読む …

Carrera 000 マートルウッドその2

新たなバックデザインの完成形を先にFBの僕のアカウントで投稿したのですが、ここでもう少し詳しく手順を紹介します。
砂風呂には熱すぎる
交差するパフリングは立体的に一方のラインの下を潜ったように見せようと、パフリングにボカシを入れます。熱した砂でパフリングを焦がして陰影をつけます。

彫り込み完了
通常ならばバック製作の初期段階でセンターラインを入れるのですが、パフリングとの関係をうまく合わせるためにはボディを組み立ててからの方が上手く行くことが解り、手間はかかるのですが最終段階でセンターラインを入れています。

アーガイル
アーガイルを使う案は何年も前からあったのですが、今回ようやく日の目を見ることができました。

立体交差
パフリングは立体交差して見える感じに仕上げました。ラインがカーブしつつ太さを変化させたりするので ムズカシーッ!
カッタウェイ
カッタウェイのコンターはネックに向って次第に深く掘り込んで、更なるプレイアビリティ向上を目指しています。

ここ数年、肘など身体に接する部分にやたらとコンター加工を入れるのが流行っているのかもしれないけれど、僕はあまりやり過ぎて下品にならないように気をつけています。携帯電話の「全部入り」みたいのもどうか?と思います。

Carrera 000 マートルウッド

マートル、ステップ1
どうも!スギタケンジです。  最近ブログを書いていたのは僕ではありません、一番身近なひとです。これからも時々(ボクよりは頻繁に)登場してくれると思います。
バックにアーガイル柄を入れた第二弾 Carrera 000 マートルウッドS&B/シトカTop です。初回は頭の中で考えた手順でかなり苦労してしまったけれど、今度はスムーズにいく(たぶん)と思います。
マートル、ステップ2
諸々の理由で、ボディが組み立ってからインレイします。

改造人間キカイダー

・・・あれは「人造人間キカイダー」
ここのところ製作が滞りがちで多方面に迷惑おかけしておりますが、いったい何をしているのか?というと治具や機械を見直しています。
縦置き
これは元々ベルトディスクサンダー。ディスク部分は取り外して縦型サンダーとして使おうと。運転時のブレを軽減させるための固定方法を考えると本体も縦にしたが、ぶら下がり健康器みたいだ。テーブル部分は丸鋸のサブテーブルを移植した。しかしこれは機械に無理な力がかかり、スイッチ部分から煙が・・・

正統派
素直に設置すべく組み立て直し、しっかりとした鋳物のテーブルをつけた。単管で組んだら思いの外大きくなってしまったが、まあいいか。実物は写真よりかなり厳つい。
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ちょっと前の・・・

バック
年末ぐらいに作ったSJのバックですが・・
どうかなあ?

これからはこれで行く

横向きギターを発送するときは何時もかなり気を遣う。運送屋さんは丁寧に扱ってくれるけれど、代えの利かないお客様の大切なものなのでリスクを徹底して減らさなければならない。これまでギターを縦にして送っていたけど、やはり不安定なのでギブソンのように横向きにするようにした。縦長のものが倒れて床面に面で当たっても箱に傷付かないけど箱の中では大きな衝撃を受けている。横向きならば倒れてもそれは”寝返りをうった”ぐらいで、衝撃は少なく済むと思う。 箱のデザインは未だ縦向きデザインのままだ。こんど箱を発注する際にはデザインも横向きでカッコイイのにしよっと。

Carrera OM 西村歩

ゴールデンウィークは未だ雪の下になっている山小屋を掘り出しに行っていた。ようやく疲れがとれて来た感じ。そうだ!一ヶ月も前から載せるはずだった西村歩氏の新しい Carrera OM による演奏だ!

ムムム・・・あれ?何でここに埋め込み出来ないのだろう?SUGI CRAFTのブログでは出来たのだけどなあ? ←余裕でできます(管理人)

デカッ

バリトン

カレラのバリトンがここまでできた。製作中のギターが置いてある棚に入らないのは困るなあ。

いっそデカさを強調したら面白いだろうとビルトインピクガード部分の大きさもほぼ通常通りの大きさにした。タッピングした印象ではだいぶベースの効いた良いサウンドで完成が楽しみだなあ。

Carrera OM 2

OM

Carrera OM が完成した。やっと!OMといってもマーチンOMとは随分シェイプが違うのにこれをOMと言うのだろうか?まあ、それを言ったらドレットノートとかも全然違う形だけど。ボディ幅が15インチ程でレギュラースケールならOMで良いのでは?分りやすいし。って僕が勝手に決めました。