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花粉症
花粉症の季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
杉田も花粉症のため、マスクをして花粉症と仲良くしながら仕事してます。
現在、TOKYOハンドクラフトギターフェス2014に出展予定のCarerraOMが塗装前の磨きに入っております。さて、何本出展できるのでしょうか。
Nabowa 山に登る
僕の夏季の仕事である山小屋で、京都を拠点に活動している4人組インストゥルメンタル・バンド、Nabowaのライブがありました。もちろん歩いて来ました。詳しい事は大日小屋HPに書きました。
かなり良いです。
リフレット
ここのところこの世界で有名なギタリストのリフレットを立て続けに数本やっていた。んー、やっぱいちばん重要やしなあ。
過去にも書いていたと思うけれど、僕の使っているフレットは溝の中に入っている部分が0.03mm刻みで厚みの違うフレットを特注で作って使っている。上の写真は打った直後。フレットの色が違うのは違う厚みの物が入っているのですが、識別できるように色分けしてあります。(このあと磨けば普通のフレットの色になります)ネックの状態を見て逆反りがきつい辺りは緩く、順反りがきつい辺りはきついフレットを打つ事によって指板の削る量を最小限にしつつ適正な状態にします。そして、すり合わせは平らなファイルで全体をガーッて削りません。精密に測定して、どうしても少し飛び出るところだけを凹面のヤスリですり合わせます。写真で色が残っているところは全く触らずにレベルが合っています。
で、エッジの処理。手間が掛かりますが、徹底的に丸く仕上げます。削り過ぎると弦落ちし易くなってしまうので注意が必要です。さらにフレットの先端は僅かに指板のエッジより内側に入っています。こうしておかないとほんの僅かでも指板が縮んでも手にザラつきを感じてしまうからです。指板自体のエッジもほんの少し丸く落としています。角が立っているとあまり心地良く無いと思います。
重要なのはエッジの通り具合じゃなくてフレットの頭の通り具合なのだけど、エッジも綺麗に揃うと気持ち良いです。でも難し~
仕事場模様替え
ずっとブログ書いてなかったなあ。イカンなあ。男性更年期ってのもあるそうで、そんな感じかなあ?年齢的にもちょうどそんな年代だし、気楽にやって行かないとかなあ?あ、十分気楽にやっている様に見えるか・・・
年末から大掃除ついでに仕事場の改装しました。今までも少数精鋭を目指していたけれど、超少数精鋭に向けて作業しやすく且つスペースの有効活用を目指して大幅に改装しました。
Nino and GoGo Drops 発売
ニーノ&ゴーゴーのセカンドアルバムDROPS – Blooming flaver が遂に発売になった。ディスクのデザインも良い感じ。
発売前より話題になっていた「え!?今度は缶入り?」というのはおおきな缶違いで、紙ジャケだ。
まだPC内臓のチープなスピーカーでしか聞けていないですが、とりあえずの突っ込みどころ、7曲目”Alright!”何でそんなやけくそで叫んでるん?
カバー曲も2曲含まれるが二人のアレンジセンス、テクニックもやはり素晴らしい。リベルタンゴはタンゴ好きの僕には気になるところ。すでに他界しているかのおじ様の色気は最強だが、若い二人の情熱的な演奏もよいのだ。
プルプル
昨日は一時間程息子とボルダリング。で、今日の作業リフレットの際タングを切ってて・・ん・・なんだかフレットが硬い気がするんですが・・一時間登ってただけで少し手がパンプぎみ。
あ、なーんだ自分は随分根元を持っていた。
自分で気づかぬうちに効率が悪い癖ってあるものですね。
新人
三月で長年働いてくれた藤井くんも退職しましたが、工房は今日から新人、渡辺くんがきました。写真は先日はじめて面接に来た日、若くして頭髪がだいぶヤバいのにロン毛なのが気になって、その場で坊主になりました。でもこのまま帰るのは寒いのでカツラをプレゼントしてあげました。
これじゃ前と変わらん!
まあ、そんなわけで坊主ふたりでやっています。